2020年が終わろうとしています。ただの一日が過ぎているだけと言えばそれまでのことです。

しかし、日本人は、ハレの日とケの日という概念を持ち、単調な日常(ケ)に、非日常(ハレ)という日々を挟むことで、生活を弾力化してきました。

新型コロナウイルスで、酒席が無くなり、祭りがなくなり、様々なイベントがなくなったことは、ハレの日を喪失したということです。

経済的なダメージも、感染者の方にとっての健康ダメージも大きいと思いますが、この精神面での切り替えを行うハレの日を失ったことが、私たちにとっては大きなストレスになるのかもしれません。

ただ、そうとわかっていれば、手の打ちようはいくらでもあります。明るさを決して失わないこと。人間も自然の一部ですから、時には大自然の中で鋭気を回復すること。

それが大切なのだと私は思います。

2020年の終わりに – Vision&Education (goo.ne.jp)