リモートでの在宅勤務が奨励されています。密を避けるためには、それが可能な職種の方には、そうしていただけるのが有り難いことだと思います。

ただ、場には、その場所の持っている目的があり、力があります。生活の場と仕事の場は違いますし、部屋によって集中力が増すところと、逆に、気が散るところがあると感じます。

生活の場で、仕事に対する緊張感をどこまで維持できるかは、本当に難しいと思います。また、職場の仲間がいるということも、自分を律する力となります。私なんか一人にしていると、すぐサボり始めかねませんから(笑)、人目があること自体有り難いことです。

私は東京での仕事の時は、東京のワンルームマンションで過ごしますが、狭いということだけで、私の精神が鬱々としてくるのを感じることがあります。私の場合、ほぼ生活感がない部屋なのでまだましな方だとは思いますが・・・。

リモートワークが今は持て囃されていますが、長い目で見てどうなるかはよくわからない気がします。今回のコロナのことがなくても、海外の人と仕事をする人は、そもそもそうした体制で仕事をされていたわけですが、やはり、副次的な手段として生きることのように思います。

Zoomでの飲み会や懇親会も、若者たちが「もう飽きた!」といっているのを耳にしました。私はまだ飽きるほどはやっていませんが、「そうか、飽きるのか」と思いました。

今の若者たちは、塾や予備校や習い事に通って学ぶことをせっせとやってきた世代です。一人で勉強するということに慣れていないのではないかと心配してしまいます。

とにかく自己管理と自律と自立が求められる時代になったことは確かなようです。

私も変化に対応しつつ、習慣を更に磨いていこうと思います。生活習慣も心の習慣も。

場の力 – Vision&Education (goo.ne.jp)