「わかること」と「できること」は違います。

「できること」と「伝えること」は違います。

「わかること」も、とても難しいことです。「わかったつもり」でいることが世の中では多いと思います。また、人間は、「自分のわかりたいようにしか、わかろうとはしない」のかもしれません。

次に、幸い、正しく「わかること」ができたからといって、それを「できる」かどうかはわかりません。「できる」ようになるためには、たくさんの試行錯誤や、幅のある学びをし、行動と思索の反復運動をしなければならないからです。「わかったこと」の次元を更に深めて行かなければならないのです。表面的にわかるのではなく、深くその本質を「わかる」ところまでいかなければなりません。

そして、繰り返し練習して、ようやく「できる」ようになったからといって、それを他人に「伝えること」は、更に難しいことだと思います。

なぜなら、第一段階の「わかること」の壁を共に乗り越える必要がありますし、自分自身の「伝える」力を高めなければならないからです。伝えるためには、自分をよく知り、相手をよく知ることがとても大切です。しかし、どちらも簡単なことではありません。

自分のやっていることを「伝える」ことの困難を感じつつ、何とか自分を磨いていこうと思います。

わかること – Vision&Education (goo.ne.jp)