「汝らの中、罪なき者、まず石をなげうて」(ヨハネによる福音書 8章1~11節)

森喜朗氏の失言が叩かれています。みんなが石をぶつけています。

この発言は確かに配慮のなさと脇の甘さを突かれて仕方ないと思います。

しかし、今までの努力と功績を全否定して、ここまで非難する気に私はなれません。

自分がこの職だったらできるのか?自分が記者会見で失言無く話せるのか?自分の心や生き方には本当に一点の曇りもないのか?

私には自信がありません。

少なくとも、自分にはできないことをやって下さっている人がいる。だから、その人を居丈高に非難することは私には出来ません。

みんな舌鋒鋭く非難できて凄いなぁと思います。非寛容な社会の中では、そうやって傷つけ合って生きていかなくてはならないのだろうと思います。

でも、それが幸せだとは、私にはあまり思えないのです。

「汝らの中、罪なき者、まず石をなげうて」 – Vision&Education (goo.ne.jp)