私が美しさを感じるのは、

虚飾のなさ。誠実さ。十分な配慮。無駄の無さ。

隙のない行き届いた配慮のもとに心が込められている対応。

私利私欲の無さ。理想の高さ。未来を見据える目。

言行一致。不言実行。

独善的でないこと。思いやり深さ。慈悲の心。慈愛。

一心不乱に打ち込んでいる努力の姿。

打算のない心。利他の心。

約束を守ること。

ベストを尽くし最高のパフォーマンスを発揮し続けること。

深く学び続け、人間としての在り方を磨き続ける姿勢。etc.

これまでの経験から、美しいと感じるものはうまくいくし、美しくないと感じるものは、いずれ上手くいかなくなると感じます。

料理にしても、職人さんの動きにしても、スポーツ選手にしても、一流の人たちの動きは実に美しいと思います。

しかし、美しさが感じ取れない人も、それもまたよしと思います。美意識の違いをどうこう言っても仕方がないからです。

それぞれに、美しいものは美しいと思うし、美味しいものは美味しいと思うというだけです。

それを価値観の違いという言葉で片付けることも可能ですが、長い年月、高い評価を得てきた美には、やはり深い意味があると私は思います。

価値観を相対化する議論に乗るつもりはありません。

私は断じて美しさを追い求めるという、ただそれだけのことです。