昨日は、バッカーズ寺子屋のスピーチコンテストでした。テーマは「日本の未来」この大きなテーマを如何に身近に引き寄せて具体的に語ることができるかが問われるものです。

いつも通り、バッカーズ寺子屋では原稿を見たりせずに、フレームワークで話すことを大切にしています。とはいえ、学校教育で「原稿を書いて読む」「間違えないように読む」「話すふりをして読む」ということを繰り返し行い、それが強固に染みついていますから、それを乗り越えるのは簡単ではありません。

だから大人になっても、話したくない話せないという人が大量生産され、会議でもだんまりを決め込んで、終わった後で仲間と文句を言って憂さ晴らしをするという情けない人が多くなるのだと思います。

原稿を暗記して話そうとするから、原稿に縛られて、それを忘れたら話せなくなるのです。「忘れた」と思って焦っているのは一人だけで、誰もその人が話すことを一言一句、事前に知っているはずもないから、焦っているのは完全な独り相撲でしかありません。聴衆にとって、そんなことはどうでも良いのです。

子どもの頃からそんなどうでも良いことに縛られるように教育されるのは、実に残念だと思います。話すことは、武器であり、人物評価にもつながる大切なことです。その本質を教えてはいるのですが、何年もかけて染みついてしまった先入観を打ち破るのは簡単では無いなと今回改めて思いました。

もちろん本質を理解し、身につけていく塾生がほとんどではありますが…。「失敗を恐れる姿勢が、失敗を自分に引き寄せていること」を理解して欲しいと思いました。でも、卒塾までには、全員が成長するよう頑張ります。