「インフルエンザウイルスは自分の力では増殖することができず、他の生物に感染し、感染した細胞の中で自分の遺伝子のコピーを作り増殖していきます。その結果、インフルエンザウイルスに感染したほとんどの細胞は死滅してしまいます。
また、インフルエンザウイルスの遺伝子はRNA(人の遺伝子はDNA)という遺伝子で、このRNAは誤ったコピーが発生しやすく、これを変異といいます。
インフルエンザウイルスは常にこの変異が起こっており、人の1000倍の確率で起こっているといわれています。さらに、増殖スピードは速く、1個のウイルスは1日で100万個以上に増殖します。インフルエンザウイルスは常に変異と増殖を繰り返して、徐々にマイナーチェンジしながら生き延びています。
一度、インフルエンザにかかったのに、何度でもかかることがあるのは、このように変異したインフルエ ンザウイルスに感染しているからです。」

大幸薬品のホームページの解説です。今、新型コロナウイルスの変異株ができたことが恐ろしいことのように報じられていますが、冷静に考えると取り立てて騒ぐようなことでもないわけです。変異して当たり前なのですから。ちなみに、多少の例外はあるものの、感染力が強まれば、弱毒化するということが一般的なようです。強毒化すれば、宿主も死にますから、ウイルスも死滅します。ウイルスの生存戦略としてはうまくないわけです。

次のような記事も見受けられます。

コロナ第3波「来年1月収束か」 死者数の増加傾向ほぼ横ばい、変異ウイルスは東南アジア経由で流入の可能性 京都大大学院医学研究科・上久保靖彦氏
12/26(土) 16:56配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/ef2dce6a7d2ad4a7dd7aa4308fd87a35ec31606e
「京都大大学院医学研究科の上久保靖彦特定教授らは、変異したウイルスが東南アジアから流入した可能性を指摘する一方、第3波は「早ければ来年1月、遅ければ3月にも収束する」との見解を示す。そして、コロナの猛威自体も収束に向かうと予測する。」

情報が錯綜していて、何が正しいかはよくわかりませんが、とにかく風邪のウイルスもコロナウイルスですから、風邪引かないように、インフルエンザにもならないように、こまめに、手洗い、消毒、うがい、換気、マスクして、飛沫を避けて、加湿して、ということをしている分に損はないかと思います。あとはTVを見ないことです。

風邪引かないって快適です。風邪引かないレベルで対応していれば、新型コロナウイルスにも感染しないわけですから、これまた良いことです。

 

こわいこわい – Vision&Education (goo.ne.jp)