黒豆を正月にいただくのは、「まめまめしく働くように」という思いが込められているらしい。
黒豆は大好物で、正月で欠かしたことはない。
だからという訳ではないが、最近の私は、炊事なども実にテキパキと直ぐに動いてやっている。若い頃の私からすれば、想像もできないような姿だ。
なぜ、そうなったかというと、あるとき、ふと次のことに気づいたからである。
「めんどくさいことをテキパキやっていると、色々な事が出来るようになる。反対にめんどくさいからと言ってできるだけやらないようにしていれば、一向に能力が高まることはない。めんどくさいことを、やればやるほど能力が高まる。」
そう思えるようになってから、自分で動くのが楽しくなった。洗い物も実に楽しい。
なんせ出来ることがどんどん増えていくのだから、その力で他人様に喜んでもらえるようになるし、仕事がさばけるようになっていく。美味しいものも作れるようになり、見栄えも良くなっていく。
炊事にしても、しっかり身についていれば、バッカーズ寺子屋の合宿で、色々な事が出来るようになるから、皆の役にも立てる。
自分が出来もしないくせに、偉そうに指示をする大人にはなりたくないのだ。
今年もどんどん修業をしよう。
煮物、揚げ物、麺、和菓子(ただし、利休饅頭だけ)、その他、諸々、どこまで成長できるか楽しみである。
ん?成長じゃないか。単に食いしんぼなだけ!(笑)。
黒豆 – Vision&Education (goo.ne.jp)
- 投稿タグ
- 木村貴志ブログ