ミャンマー国軍のクーデターに対する抗議デモが続いています。

自国の軍隊に銃口を向けられる国民ほど哀しい存在はないと思います。

しかも多数派なのにです。

私が自衛隊に銃口を向けられることはそう簡単には起こらないと思います。そのことをとても有り難く、幸せなことだと思います。

ただ、それにしても、武力に対する私たちの感覚は、戦前までの人たちとは随分変わってしまっていると感じます。

気を付けるべきは、その感覚は日本人に特有なものだということです。

銃に対して念仏の如きもので戦うことは、理想ではあっても、現実ではありません。

唯一、ガンジーのように殺されることを覚悟した非武装ならわかります。しかし、その覚悟のかけらすらないのに、平和を唱えるだけで何とかしようというのは、虫が良いというか、お目出度いとしか言い様がないのだろうと思います。

クーデターに思う – Vision&Education (goo.ne.jp)