稲盛和夫さんの「感性的な悩みをしない」
という言葉に惹かれています。
次のようなメッセージです。
「人生では、誰でも失敗をしますし、間違いを起こします。
しかし、そうした過失を繰り返しながら
人は成長していくのですから、
失敗をしても悔やみ続ける必要はありません。
「覆水盆に返らず」という言葉がありますように、
一度こぼれた水は元に戻りません。
起こってしまったことを、
いつまでも思い悩んでいても何の役にも立ちません。
それどころか心の病のもとになり、
人生を不幸なものにしてしまいます。
自分のどこが悪かったのかは反省しなければなりませんが、
十分に反省した後は、
くよくよせずに新しい道を歩み始めることが大切です。
済んだことに対して、いつまでも悩み、
心労を重ねるのではなく、
理性で考え、新たな行動に移るべきです。
そうすることが、すばらしい人生を切り拓いていくのです。」
私は、まだ起きてもいない失敗についても、
考える必要のない問題についても、
感性的に悩んでいるのかもしれません。
稲盛さんのこの言葉に共感しつつも、
なかなか私は正解にはたどり着けないもののようです。
新しいことにチャレンジしながら、
失敗し、悩み苦しみながら、
多くの人たちの悩みや苦しみに、
寄り添うことができたらと思います。
一人の市井の教育者としては、
それが愚かなことだとわかりつつも、
それで良いのかもしれないと思ったりもします。
感性的な悩みをしない – Vision&Education (goo.ne.jp)