川や海や山での事故が多発しているように感じます。
自分が溺れたり、遭難したりすることもあれば、
他人に大けがをさせたり、
命を奪ったりということもあります。
どちらも生物として危機を察知する力が
弱くなっているのではないかと思います。
自然の怖さや、大きな動力を持つ機械の怖さを
幼少期に安全に体感させていくことが
日々の生活の中から欠落しているのかもしれません。
だから、自分自身に降りかかる危険に対しても、
自分が他人に対して与えている危険に対しても、
鈍感になっているのではないでしょうか。
私たち人間も自然の一部です。
いかに科学技術が発達したからといって、
自然の力の前に人間は、
やはりごくごく小さな存在です。
そうした事実を私たちは、
見失ってはならないのだと思います。
それは、自然を畏れ敬う気持ちを忘れないことであり、
自然に対する作法を
受け継いでいくことなのだろうと思います。
自然を畏れ敬う – Vision&Education (goo.ne.jp)