今日のエクスプレッションアカデミーで、

「先生の師は誰ですか?」と質問をいただきました。

不意を突かれた感もありましたが、

「いないかな?」という答えになってしまいました。

財界の方で尊敬する人は何人もいらっしゃいます。

我以外、皆我が師。と言えば、その通りだと思います。

ただ、教育者の自分としての師となると誰だろう?

そう思いました。

歴史上の偉人たちには私淑しています。

吉田松陰先生、森信三先生、本の中の人たちが、

私の尊敬する師です。

しかし、私は学閥にも属さず、あらゆる団体にも属さず、

自分で自分の考えを確立しよう、

自分の教育を実践しようともがいてきました。

師を持たぬ事は、褒められたことでは無いと思っています。

正当なる学問のあり方には敬意を表しています。

しかし、師に縛られていないことは、

私を自由なままで居させてくれていると思います。

学者にあらず
宗教者にあらず
はたまた
教育者にもあらず
ただ宿縁に導かれて
国民教育者の友として
この世の「生」を終えむ

この森信三先生の言葉に、

とても敬意と親しみを覚えているのは事実です。

それだけです。

私など路傍の石のようなものなのだと、

改めて思えてきて良かったです。

また、一から、あらゆる人たちから、

日々新たに学んでいこうと思います。

 

エクスプレッションアカデミーin福岡 – Vision&Education (goo.ne.jp)