「自由自在に氷を削る」というバーテンダーの動画を見ました。
素晴らしい技術であり、道具も、その氷を使った飲み物も、
全てに隙の無さと美しさを感じる一流のものでした。
「氷なんて、冷蔵庫で作ればいい。」
「氷なんて、冷たければいい。」
そんなことが言えるのは、
自分の経験を超えた世界の価値を知らない
無知から生まれる言葉だと思います。
そして、
最高の氷を削ってお客様にお出しするという行為は、
お客様に対する最高の敬意がなければできないことです。
私の教育も、その境地を目指したいと思います。
「子どもにそんなことまでしなくてもいい。」
「できる範囲でいい。」
これらは教育をより良いものに変革する気のない人の言葉ですし、
自分の受けた教育から一歩も出ようとしない人の言葉です。
そして、子どもたちへの敬意のない言葉です。
私は自分の道を歩き続けます。
当然に理解されずに孤独な歩みとなっていきます。
しかし、それは私が借り物の教育でなく、
自分の教育実践から掴んだ教育と共にあることであり、
自分の信念と共に歩んでいる何よりの証ですから、
喜ぶべきことなのだろうと思います。
氷 – Vision&Education (goo.ne.jp)