なんだかんだで、世の中は公平なものです。

悪しき考え方で、一時的に上手くいったり、勝ったように見えていても、いずれ正邪の秤は正しきところを指し示して止まります。そうしたものなのです。

だから、正しき心を持った人たちは、一時的に多くを失ったように見えても、必ず応分のものを新たに手に入れているのです。

悪しき心を持った人たちは、一時的に多くを手に入れているように見えても、いつかそれは失うしかないものなのです。

人間は弱い生き物で、長いものに巻かれるような人たちも多いものです。

しかし、同時に、人は心のどこかで正しさを求めている存在でもあります。

だから結局は、正しき心を持った人のところに良きことは起きていくのです。

短期的に見れば、そう見えないことも多々ありますが、長い目で見れば、よくわかります。

だから、正しいこと、美しいこと、良きことに、誠実に向き合っていくことが大切だと私は思います。