次のネット記事が目にとまりました。

「ある時期、財務省との予算折衝の席で、自衛隊の制服にかかる費用が話題になった。財務省の担当者は、制服が国産品でコストが高すぎると不満を漏らした。「国内を見てみなさい。ユニクロなんか、中国などで生産して価格を下げる努力をしているじゃないですか」と言い放ったという。最初は恐縮していた自衛隊関係者も、この発言にはキレたという。「我々の制服をなんだと思っているんですか。これは死に装束ですよ。それを中国に生産してもらえって言うんですか」。さすがに、財務省の関係者も我に返ったようで、以後、「制服を海外生産にしろ」とは言わなくなったという。」

出典:自衛隊のジープに冷房とカーラジオがついた理由 | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)

確かにそうだと思いました。自衛隊の制服は「死に装束」。経済的なことも大切ですが、色々な物事の価値をお金でしか考えられなくなった私たち日本人は情けないと思います。

敬意や情というものが失われてしまったのではないかと思ってしまいます。他人のことではありません。自分自身が襟を正したいと思います。