「正道を踏み国を以て斃るるの精神無くば、外国交際は全かる可からず。彼の強大に畏縮し、円滑を主として、曲げて彼の意に従順する時は、軽侮を招き、好親却て破れ、終に彼の制を受るに至らん。」

「西郷南洲翁遺訓」 第十七章 外国交際の道 に書かれている言葉です。

本当に西郷隆盛がお考えになった通りだと思います。やはり、この覚悟を以て、政治にも何事にも、向き合うことが大切なのだと思います。

読み込みたいと思われた方は、『薩摩武士道』という素晴らしい本がありますので、是非、そちらをお読み下さい。

「南洲翁遺訓」と「日新公いろは歌」の二つが収録されていて、なおかつ英訳も付いています。