バッカーズ寺子屋(東京)、バッカーズ九州寺子屋(福岡)の萩・オープニング合宿が終わりました。一年間の学びをスタートするに当たってのチーム作りと、学び方の変革を目的とした三泊四日のハードな合宿です。

やっていることは、吉田松陰松下村塾の門下生、日本の近代化等々について学ぶこと。釣り、バーベキューの買物、バーベキュー、萩焼作りなどのアクティビティを通じて、仲良くなること。この二つです。これに加えて市長表敬訪問、解散式でのスピーチなどもあり、心身共に鍛えられるハードな合宿です。

その中で色々な事が見えてきます。子どもたちの弱さがどこにあるのか。それに子どもたち自身が気づくことが大切です。また、歴史を学ぶということは、年号や事柄の暗記をするのではなく、人間の壮大なドラマを知り、血の通った生身の人間が、時代の変化の中で、どのように考え、どのように行動したかを学び、自分の生き方の糧にするということだと学んでいきます。何も吉田松陰のことだけを学ぶのではなく、歴史の学び方を学ぶということです。他にも食事のマナーや時間管理の大切さについて学んだり、話の聴き方やメモの取り方も学んでいきます。

失敗を奨励していますから、様々な失敗を経験し、改善方法を手に入れ、改めてチャレンジしていくうちに、子どもたちは逞しくなっていきます。大人が子供たちから失敗を取り上げないことが大切です。

そのためには、子どもたち以上に引率スタッフは、ハードな四日間を過ごさなければなりません。全てを一から手作りしていきますから、持って行く機材だけでもものすごい種類と量になります。しかし、そこで少しも手を抜かないことが大切です。「ど真剣に」子どもたちに向き合う大人たちはそう多くはありません。手を抜いて子どもたちとかかわろうとする大人の姿勢こそが、子どもたちをダメにする元凶だと私は思っています。だから全力を尽くします。それだけです。

壮大な無駄であり、自己満足の世界だと言われればそうかもしれませんが、20年後、30年後にしか結果は分からないものだと思います。だからこそ、ど真剣にハードな合宿を作り込みます。体力的にきつくなった時に、その人の本性が表れてきます。身体が楽だと誤魔化せていたものも、ハードだと誤魔化しようがなくなります。そこが学びと成長の出発点です。自分の至らなさに気づかなければ、成長も出来ないのが道理です。

気づくための失敗は、大きな宝物であることを子どもたちに知ってもらいたいと思います。(志)