今年は戦後77年。GHQの占領政策で、我が国は、歴史、地理の教育をはじめ、様々な教育の姿が変えられてしまいました。善意か悪意かは知ったことではありませんが、色々と大切な価値観も誇りも失われてしまいました。
77年かけて変質してしまった教育を再生していくには、77年以上の年月がかかるという言い方も耳にします。しかし、吉田松陰の松下村塾の教育は2年足らずの教育で、165年ほど後の今日にまでも影響を与えているといえます。
であるならば、過去に文句を言うのではなく、一から新しい教育を生み出す気概を持つしかないと思います。
ただ、教育は不易なるものも大切であり、流行を追うこともまた大切です。その意味で、過去の先人たちが大切にした価値観を学ばなければなりませんし、これからの時代が技術革新と共にどのように変わっていくのかを見定めながら教育していくことも大切です。つまり、日本人としての根っ子と、世界に羽ばたくための翼を育んでいくことが大切なのだと思います。
独善的になってもいけないし、卑下しすぎてもいけないのです。
こうしたことはなかなか組織の中では共有しにくい価値観だと思いますし、実践するのは更に困難なことだろうと思います。
しかし、私は私なりのチャレンジを続けます。
世界中のみんなが幸せになるために何が大切かということが、その土台には、なければならないと思います。
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